ThinkPad T42 CPU換装 1.5GHzから2.0GHzへ

ThinkPad T42のCPUを変えてみた。

いつの時代も最高を求めてしまうのは世の常なのかもしれない。私の愛機T42もできれば最強スペックでどこまでできるのかを試してみたいし、知らしめてやりたい。

そんな思いをいだきながらまずはT42の情報を収集してみた。

 

私が所有している型番が23731YJというもので、これはT42の中でも一番スペックが低い機体。CPUもPentium M の中で一番性能が低い1.5GHzのものだった。一番スペックが良いもので1.8GHzが搭載されていて、これが搭載できる上限かなと思いってたのだがチップセットを確認すると何やら違うようだ。

T42に搭載されているチップセットは、Intel 855PM というものらしく、搭載可能CPUもPentium M としか書かれていない。Pentium M もクロック数が違ういろいろな種類があるからどれまで搭載できるのかが逆にわからなくなってしまった。

どなたかT42のCPUを変えた方はいないのかと検索すると、一件ジャストフィット。同じくT42をPentium M 2.0GHzに換装したというではないか。

とりあえず2.0GHzの755モデルをネットで探したのだが、結構値段がする。むき出しに置かれていてピンでも曲がっていたら嫌なので単体CPUではなく、同じ年代の同じCPUが積まれていそうなものを探してみようと試みた。時間はかかるだろうなと思ったらすぐに条件にあったものを発見し、落札してしまった。

 

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しかもまた超がつくほどの美機。もちろん起動OKでXP搭載。

なんかもったいないなぁ・・なんて思いながらも意を決して分解開始。この機種の情報が全く無かったので分解するのも手探り。壊さないように慎重に勧めていたので時間がかかった。

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一時間ほどかけてやっと到達。慎重に外す。

 

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これで準備完了。

 

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ThinkPadはやはり分解しやすく、裏のネジを外せばたいてい簡単にアクセスできます。パームレストを外すとクーラーもネジ3本で外せてCPU換装完了。・・・写真を取り忘れてしまった。

 

換装結果はこちら⇓

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無事2.0GHzで表示されました!

 

それではと早速Youtubeを見てみましたが、全然見れませんでした。音声は切れることなく流れるようになりましたが、動画自体は止まったり流れたりの繰り返しで見れたものではないです。FireFox,Seamonkeyともに駄目でした。

でも起動速度がちょっと早くなったかなぁと思うのと、このブログを書くのには前よりなめらかになったような気がしないでもないです。

換装した意味あったの?といわれれば正直無いと思います。ですが冒頭でも書いたように、最高を求めてしまうのは世の常、サガなのですよ。

NECの端末が1500円(送料込み、送料のほうが高い)で遊べたと思えばいい時間でした。

 

ただNECの端末をこれからどうするかなと。T42についていた1.5GHzをつけ直してなにかしてみようかと思います。